2020年度後期のNHK朝ドラは第103作目『おちょやん』で、2020年11月30日(月)から放送が開始されています。
『おちょやん』の次の朝ドラ(2021年度前期の第104作目の作品)のキャストや放送期間などの情報について紹介。
おちょやんの次の朝ドラの作品タイトルは【おかえりモネ】
『おちょやん』の次の朝ドラのタイトルは『おかえりモネ』です。
2021年度前期の朝ドラで第104作目にあたります。
【おかえりモネ】の原作はある?
『おかえりモネ』は宮城県と東京都を舞台とし、時代設定を現代(平成から令和)とするドラマですが、原作がないオリジナル作品。
脚本は脚本家・安達奈緒子さん(あだち なおこ)が務めますが、この安達奈緒子さんオリジナルの作品となります。
安達奈緒子さんは、2004年に脚本家デビューし、これまでにテレビドラマや映画の脚本を担当しています。
代表作は、テレビドラマだと
- 『大切なことはすべて君が教えてくれた』
- 『リッチマン、プアウーマン』
- 『失恋ショコラティエ』
- 『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』
- 『透明なゆりかご』
- 『きのう何食べた?』
- 『サギデカ』
- 『G線上のあなたと私』
- 『おかえりモネ』
映画では
- 『ひるなかの流星』
- 『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
有名な作品がたくさんありますね。
安達奈緒子さんは、NHK朝ドラの過去作品で脚本の経験はなく、『おかえりモネ』ではじめて朝ドラの脚本を手掛けるになります。
【おかえりモネ】の放送期間はいつから?
『おかえりモネ』の放送開始日は(2020年12月10日現在では)公表されていません。
通常であれば、
- 2021年3月末の月曜日(2021年3月29日)
に放送がはじまることが予想されますが、新型コロナウィルスの影響で『おかえりモネ』の前々作にあたる朝ドラ『エール』の収録・放送スケジュールに乱れが生じました。
感染拡大のために『エール』は収録を休止したため、2020年6月29日から同年9月11日まで放送が休止しています。
また放送回数も当初予定されたものから短縮され、全130回(26週)の予定から全120回(24週)へ変更されました。
その結果『エール』の放送期間は
- 2020年3月30日~6月26日(ここから放送休止)
- (放送再開して)2020年9月14日~11月27日
となりました。
当初『エール』の最終回は2020年9月25日(金)の予定でした。
放送回数が2週間分、短縮されたものの、最終回は2020年11月27日(金)となったため、結果的に最終回の放送日が約2ヶ月先になりました。
『エール』の最終回が11月下旬になったことで、次の朝ドラ『おちょやん』の放送開始も2020年11月30日(金)となり、中途半端な時期からのスタートとなっています。
『おちょやん』の最終回の放送日は(2020年12月11日現在は)発表されていません。
放送回数も当初130回でしたが、2020年12月11日現在は未定となっており、『おちょやん』の放送期間が未公表であるため、次の朝ドラ『おかえりモネ』の放送開始も不明なのです。
『おちょやん』は、前作『エール』のように放送回数が短縮される可能性もあります。
ちなみに『エール』も『おちょやん』も放送曜日・1回あたりの放送時間は同じで
- 放送曜日:月曜日~金曜日
- 放送時間:午前8時00分~午前8時15分(各回15分間)
です。
『エール』が全130回(全26週)から全120回(全24週)に短縮された時と同じように、『おちょやん』も全130回から全120回に短縮されると仮定すれば、『おちょやん』の最終回は2021年5月14日(金)となります。
年度の区切りとなる3月末ではないのはもちろん、5月の月末でもない中途半端な時期ですね。
『おちょやん』の最終回を2021年3月末にするなら、放送回数をもう6週間分(30回分)短縮しなければならず、かなり少なくなっています。
そのため次作『おかえりモネ』の放送開始日も予想しづらいです。
『おちょやん』が当初の予定通り全130回(26週)で放送される場合
⇒ 『おかえりモネ』の放送開始は2021年5月31日(月)
『おちょやん』が前作『エール』と同じ全130回(26週)から全120回(24週)に短縮される場合
⇒ 『おかえりモネ』の放送開始は2021年5月17日(月)
『おちょやん』の最終回をキリよく2021年3月末にするために短縮しまくる場合
⇒ 『おかえりモネ』の放送開始は2021年3月29日(月)
逆に『おちょやん』の放送期間が長くなるということはないのではないかと個人的には予想します。
視聴率がよほど高いなら別ですが。
【おかえりモネ】のキャストは?
2020年12月11日現在は、『おかえりモネ』のキャストは一部のみが発表されています。
公表されている役名・役者は
- ヒロイン
- ヒロインの家族
- ヒロインの学生時代の同級生とその家族
- ヒロインが宮城県の登米(とめ)で出会う人たち
- 語り(ナレーター)
です。
主人公(ヒロイン)を演じる女優
『おかえりモネ』のヒロインは、永浦百音(ながうら ももね)で、清原果耶さん(きよはら かや)です。
タイトルの「モネ」は、このヒロイン「百音(ももね)」の愛称が由来となっています。
ヒロイン・永浦百音(演者:清原果耶)の役柄
永浦百音は、宮城県の気仙沼にある島で生まれ育ちます。
1995年生まれという設定ですが、演者の清原果耶さんは2002年1月30日生まれの18歳(2020年末時点)なので、実年齢より5歳近く年上の人物を演じることになります。
(おかえりモネの時代設定は2014年~2019年とのこと。)
永浦百音は、中学時代はアルトサックスに打ち込みますが、これは内野聖陽さんが演じる父親・永浦耕治(ながうらこうじ)が若い頃にトランペット奏者だった影響を受けているようです。
音楽に親しみやすい環境で育ったのでしょうね。
永浦百音は高校卒業後に故郷である気仙沼を出て、宮城県の登米(とめ)の森林組合で働き始めます。
そこで気象予報の魅力や可能性を感じ、気象予報士を目指すようになります。
ヒロインの家族を演じる俳優・女優
ヒロインの永浦百音(演:清原果耶さん)の家族の役名と演者。
ヒロインの父親・永浦耕治(演者:内野聖陽)
永浦耕治(ながうら こうじ)は永浦百音の父親で、内野聖陽さん(うちの せいよう)が演じます。
家業の漁業を継がずに、地元の銀行で勤務しています。
若い頃はトランペット奏者でした。
ヒロインの母・永浦亜哉子(演者:鈴木京香)
永浦亜哉子(ながうら あやこ)は永浦百音の母親で、鈴木京香さん(すずき きょうか)が演じます。
娘・永浦百音は気仙沼出身ですが、母・亜哉子は仙台出身です。
元小学校の先生ですが、夫・永浦耕治との結婚を機に気仙沼の島に移住しました。
義父の牡蠣養殖業を手伝いつつも、すでに他界している義母がかつて営んでいた民宿の再開をしようとしています。
ヒロインの妹・永浦未知(演者: 蒔田彩珠)
永浦未知(ながうら みち)は、永浦百音の妹です。
蒔田彩珠さん(まきた あじゅ)が演じます。
家業の養殖を継ぐために水産高校で学び、のちに水産試験場に就職を果たします。
ヒロインの祖父・永浦龍己(演者: 藤竜也)
永浦龍己(ながうら たつみ)は永浦百音の祖父で、 藤竜也さん(ふじ たつや)が演じます。
永浦亜哉子(ヒロインの母親)の義父とのことなので、ヒロインの父方の祖父ということになります。
牡蠣養殖の名人ですが、もともとは遠洋漁業のマグロ船に乗っていて、養殖業に転身しています。
ヒロインの祖母・永浦雅代(演者:竹下景子)
永浦雅代(ながうら まさよ)は永浦百音の祖母で、竹下景子さん(たけした けいこ)が演じます。
夫・永浦龍己(ヒロインの父方の祖父。)の漁業を支えつつ、自宅で民宿を切り盛りしていたものの、病気で他界しました。
この永浦雅代の民宿を、彼女の義理の娘にあたる永浦亜哉子が再開しようとしているようです。
ヒロインの同級生とその家族を演じる俳優・女優
ヒロイン・永浦百音の学生時代の同級生たちです。
永浦百音は高校時代まで宮城県の気仙沼で過ごし、高校卒業後に宮城県の登米(とめ)で就職します。
そのため同級生は気仙沼の学校のメンバーなのでしょう。
ヒロインの同級生・及川亮(演者:永瀬廉)
及川亮(おいかわ りょう)は永浦百音の同級生で、ジャニーズグループ「King & Prince」の永瀬廉さん(ながせ れん)が演じます。
高校卒業後は漁師見習いをしています。
運動神経が良くて、気配りのできる性格ということです。
キンプリの永瀬廉さんが朝ドラに初出演するということで、早くも話題になっています。
ヒロインの相手役になるでしょうか?
ヒロインの同級生・野村明日美(演者: 恒松祐里)
野村明日美(のむら あすみ)は永浦百音の同級生で、 恒松祐里さん(つねまつ ゆり)が演じます。
永浦百音の幼馴染で保育園時代からの仲とのこと。
両親は気仙沼の島に唯一あるスーパーマーケットを経営しています。
明るい性格で口数も多い。
高校卒業後は仙台の大学に進学します。
ヒロインの同級生・後藤三生(演者:前田航基)
後藤三生(ごとう みつお)は永浦百音の同級生で、前田航基さん(まえだ こうき)が演じます。
気仙沼の島で1,000年続く歴史ある寺の息子とのことで、性格は明るくて人懐っこい。
高校卒業後は、仏教を学ぶため仙台の大学に進学します。
ですが、自分に僧侶が務まるかどうか悩み、親に無断で島に戻ってきてしまいます。
1,000年続くお寺の跡継ぎとなると、プレッシャーが過ごそうですしね。
ヒロインの同級生・早坂悠人(演者:高田彪我)
早坂悠人(はやさか ゆうと)は永浦百音の同級生で、高田彪我さん(たかだ ひょうが)が演じます。
公務員の家庭に育ちで、真面目なしっかり者ですが、性格はおっとりとしています。
趣味は鉄道撮影で、いわゆる「撮り鉄」です。
ヒロインの同級生の父親・及川新次(演者:浅野忠信)
及川新次(おいかわ しんじ)を浅野忠信さん(あさの ただのぶ)が演じます。
永浦百音の同級生の及川亮(演者・永瀬廉さん)の父親にあたる人物です。
もともとは気仙沼で有力な漁師でした。
震災によって自分の船を失って、立ち直れずにいます。
ヒロインが登米で出会う人たちを演じる俳優・女優
ヒロイン・永浦百音は、高校卒業後に宮城県の登米の森林組合で働きはじめるので、そこで出会う人たちであると予想されます。
資産家・新田サヤカ(演者:夏木マリ)
新田サヤカ(にった さやか)は資産家で、夏木マリさん(なつき まり)が演じます。
伊達家家老の子孫とされ、「姫」という愛称があります。
所有している山林を森林組合へ託して、自らはカフェや診療所を経営しています。
性格で豪快で、永浦百音に「森の豊かさや厳しさ」を徹底的に教えます。
永浦百音の祖父・永浦龍己とは旧知とのこと。
医師・菅波光太朗(演者:坂口健太郎)
菅波光太朗(すがなみ こうたろう)は医者で、坂口健太郎さん(さかぐち けんたろう)が演じます。
東京の大学病院に在籍していて、資産家の新田サヤカ(演者:夏木マリさん)が経営する診療所へ1週間おきに来ます。
ヒロイン・永浦百音とは、当初ソリが合わなかったものの、気象予報の勉強を教えることで距離が縮まります。
永浦百音は、登米で気象予報の魅力や可能性を感じて、気象予報士を目指すようになるとのことなので、気象予報士を目指す過程で仲良くなるのでしょう。
森林組合の課長・佐々木翔洋(演者: 浜野謙太)
佐々木翔洋(ささき しょうよう)は森林組合の課長で、浜野謙太さん(はまの けんた)が演じます。
永浦百音の上司にあたる人物ということですね。
永浦百音には林業についてだけでなく、森林セラピーなどの事業も教えていきます。
伊達藩時代から市民の間に継承される登米の「登米能」の伝承者という一面もあります。
森林組合の職員・川久保博史(演者:でんでん)
川久保博史(かわくぼ ひろし)をでんでんさんが演じます。
森林組合の古参職員で、既に定年を迎えていますが、嘱託として勤務しています。
木に関する知識と経験の豊富さを買われているのですね。
『サイボーグ009』や『仮面ライダー』を代表作とする石ノ森章太郎さんは登米出身の漫画家ですが、川久保博史は石ノ森章太郎さんの大ファンです。
気象キャスター・朝岡覚(演者: 西島秀俊)
朝岡覚(あさおか さとる)を西島秀俊さん(にしじま ひでとし)が演じます。
気象キャスターで、性格は柔らかい物腰で温厚。
東京の民間気象予報会社に勤務していて、テレビの気象予報で名を知られます。
多様な分野の「気象ビジネス」にも積極的に取り組んでいます。
のちに永浦百音の上司となって、気象予報の大切さを伝えます。
語り(ナレーター)を務める女優
『おかえりモネ』の語り(ナレーター)は竹下景子さん(たけした けいこ)が担当します。
竹下景子さんは、永浦百音の父方の祖母にあたる永浦雅代も演じますが、物語の序盤の時点ですでに他界しています。
孫娘・永浦百音たちを見守りつづけているとのこと。